開発設計部門

IHクッキングヒーター 設計担当 T.R.さん工学部 電気電子工学科卒 2014年入社

ちょっとした工夫やアイデアで
お客様の生活をより良く変えることができる仕事

当社を志望される方への一言メッセージ

家電製品には、少しの工夫やアイデアでお客様の生活を変えることができる力があると思っています。工夫やアイデアの中身は、100点の回答はなくて、様々な人の意見を合わせてより良くしていくのが正解だと、個人的には思っています。自分のアイデアをカタチにしてみたい方、アイデアを製品化していく業務に挑戦してみたいと思う学生さん、お待ちしています。みなさんと一緒に、お客様の生活をより良く変えるためのお仕事ができることを、楽しみにしています。

入社のきっかけや、当社を選んだ理由は何ですか

モノづくりに関わりたい、家電製品に関わりたいと、様々な理由がありましたが、1番は就職活動中に感じた会社の雰囲気の良さでした。採用担当の方が採用試験の合間に気さくに話してくださったり、面接官の方たちがとても仲良く話したりしているのを見て、きっと普段から雰囲気の良い職場なのだろうなと感じました。そんな雰囲気の良い職場で私も働きたいと思い、入社を決めました。実際に、仕事終わりや休みの日などでも、社員同士の交流も活発で、とても仲が良くアットホームな職場だと思います。

現在のお仕事内容を教えてください

IHクッキングヒーターに組み込むソフトウェアの検討、作成、評価などソフトウェア設計全般を行っています。社内ではC言語を使ってソフトウェアを作成しています。ソフトウェアは製品が動くための「頭脳」のような役割を果たしており、製品の特長的な機能を実現するために重要なものです。そのため、様々な人とコミュニケーションを取りながら、要望に応じたソフトウェアを設計します。

いちばん印象に残っているお仕事は?

入社4年目で IHクッキングヒーターの操作や表示の仕様検討を初めてひとりで行ったことです。当時私が最初に検討した操作や表示の案を、先輩方に話したところ、もっとこうした方がいい、この方が分かりやすいなど、様々な意見をもらいました。操作方法や表示方法は、人によって使いやすさ、分かりやすさが違うため、いろいろな立場の人の視点に立って考えることが重要です。当時の私にはそのような考えが足らなかったことを痛感した仕事でしたが、それと同時に学びの多い仕事でもありました。あれから何年も経ちますが、今でも、仕様を検討する際には当時のことを思い出し、なるべくいろんな人が使いやすい、分かりやすい仕様にしたいと思いながら仕事をしています。

お仕事で心がけていることは?

周りの人と積極的にコミュニケーションをとることです。人と話すのが好きで、周りの人と楽しく仕事がしたいからという単純な理由もあるのですが、それ以上に大事なのは情報収集です。モノづくりは自分ひとりでは成り立たず、設計者だけでなく、評価、製造、販売、アフターサービスと様々な人が関わって成り立っています。特にソフトウェアの設計は、ある程度方向性が決まると、ひとりの世界で完結することもできるのですが、開発全体の状況をつかむことで、よりスムーズに仕事を行うことができます。また、何気ない一言が、次の製品開発のアイデアにつながったりもするので、人とのつながりは大事にするよう心がけています。

会社の雰囲気はどうですか

とてもフレンドリーで、明るい会社です。私の職場は一人静かにパソコンに向かって作業をするというよりは、みんなでわいわいしながら仕事をしているという感じです。先輩の方から気さくに声をかけてくださるので、とても話しやすい雰囲気があり、ちょっとした相談もしやすいですし、自分の意見もしっかり言える環境があります。逆に後輩のほうから先輩に声をかけるのも大歓迎な雰囲気があるので、私は積極的に先輩に話しかけたりしています。

今後チャレンジしていきたいこと

漠然としていますが、今は何でもチャレンジしてみたいなと思っています。先日、「身近な人に自分が開発に携わった製品を使ってもらう」という、入社以来の個人的目標を達成し、今は次の目標を探しているところなので、目標を見つけるためにも、業務でもプライベートでも食わず嫌いをせず、色々なことにチャレンジしてみたいです。チャレンジするためには、基礎がしっかりしていないといけないと思うので、今までやってきた業務にも変わらず取り組み、使ってくださる方が満足できるモノ作りをしていきたいです。最終的には、メディアに引っ張りだこの大ヒット商品を開発できたら嬉しいです。