採用情報
先輩社員からのメッセージ

資材部門
資材調達・購買担当 W. H. さん商学部卒 2020年入社
バイヤーは会社の重要なアンテナ役
文系でもものづくりの最前線で活躍できる
当社を志望される方への一言メッセージ
資材部門は、ものづくりの開発から製造まで携わることができる文系職です。
社内の様々な部門と連携して行う業務や、国内外のサプライヤーと交渉をする機会が多いので、人と話すことが好きな方、語学力を活かして仕事をしたい方にもおすすめです。
入社のきっかけや、当社を選んだ理由は何ですか
人々の生活を支える身近な製品に携わりたいことと、人と対面で話をして仕事をしたいと考えて、就職活動をしているときに知ったのが、白物家電を扱っている三菱電機ホーム機器です。
生産工場を含むすべての部門が同じ敷地内で仕事をしているので、部門間のコミュニケーションをタイムリーに行うことができ、私にとって理想の職場に出会えたと思いました。現在は、資材部のバイヤーとして働いていますが、実際にモノづくりの現場で直接部品を見ることで、調達のイメージが湧きやすく、部品知識も自然と身に着くので、バイヤーとしては恵まれた環境で仕事ができていると感じています。
現在のお仕事内容を教えてください
資材部門の仕事は、製品の材料となる素材や部品を、国内外のサプライヤーから購入、調達することです。その中でも、私は製品の要となる半導体などの電気・電子部品を主に担当し、三菱電機グループで情報共有しながら調達業務を行っています。
はじめから電気の知識がなくても問題ありません。
当社は文系に向けての基礎研修が充実していますし、頼りになる開発設計部門の先輩方も優しくサポートしてくれます。
この仕事のどこに魅力ややりがいを感じていますか
開発設計部門や評価部門と協力して採用した部品が載っている製品をお店で見つけたときに、仕事のやりがい、嬉しさを感じています。苦労して部品を選定し、サプライヤーと価格交渉を重ねた思い出が詰まった製品なので、見かけるとつい手に取ってしまいますね。
また、社外の方と頻繁に会話するバイヤーには、部品や市況などに関する新しい情報が集まりやすいので、最新情報を社内に展開しつつ、調達戦略や部品選定の方向性を決める舵取り役も担っています。
社内外の人と関わりながら、自らのリーダーシップを磨くことができるのも、この仕事の大きな魅力です。
お仕事で心がけていることは?
「より良いものを、より安く、適切な時期に買う」というバイヤーの三大原則に基づいて、調達活動をしています。
また、コロナ禍を経て特に心がけているのは、有事の際の備えです。
地震や台風などの影響で、調達が途切れることのないよう、各サプライヤーと情報交換を密にし、あらゆる部品の製造拠点や物流プロセスを把握するようにしています。有事の際でも、製造ラインへの影響を最小限に食い止め、安定調達に努めることもバイヤーの重要な仕事です。
会社の雰囲気はどうですか?
男女問わず若手社員が多くいるおかげか、部門間の垣根を超えての意見交換も頻繁に行われていますね。
資材部門は、部品ごとに調達担当者を割り振っているので、基本は個人単位での業務になりますが、定期的にグループでのミーティングも設けています。そこでは他メンバーに業務の進め方や問題の対処法などを気軽に相談できます。個人業務とはいえ何でもひとりで考えるのではなく、時には周りに相談しながら物事を決めていく、私にとってはこの環境がとても働きやすいと感じています。
今後チャレンジしていきたいこと
『社内外から信頼されるバイヤー』を目指して、生活家電やキッチン、空調家電の事業発展に貢献していきたいです。
そのためにまずは、担当している部品のスペシャリストとなり、社内関係者からの信頼を得る必要があります。サプライヤーに対しては、より良いモノづくりのため、当社の希望を理解いただいて、協力体制を築いていきます。そして、多くのサプライヤーと当社がWin-Winの関係を構築できるように、世界中に視野を広げ、足を運んでいきたいですね。